どうも、タヌキです。
今回は即戦力具合が最高なシンセ、NEXUSシリーズについてお話しします。
↑が最新のNEXUS3
僕は1つ前のNEXUS2を使っています。↓
どのレベルの人でも関係なく「使える」シンセなのでチェックしてみてください!!
要点
・使用者は国内外問わずめちゃくちゃ多い。
・すでにシンセを使いこなせている!という人にも強力なツール。
・EDM的なシネマティックサウンドもいける!。
・弱点はフィルター開閉を伴うプラック等。
・初期プリセット、有料プリセット共に優秀!
使用者は国内外問わずめちゃくちゃ多い
MASSIVEやSerum、Sylenth1やSpireに並んで非常に使用者の多いシンセです。
国内の使用を公言している人の多さ、海外兄貴のメイキング動画等での採用率を見てもやばいと言える人気ですね。
↑リード、プラック、ピアノをNexus2で作っているチュートリアル動画
すでにシンセを使いこなせている!という人にも強力なツール
やはり人気の理由はプリセットサウンドの抜群の良さでしょう。
いわゆる、プリセットを読み込むだけで気持ちいい音が出せるシンセの筆頭格と言えるほどです。
これはつまり、
・シンセについてほとんど知識が無い人
・やろうと思えば自分で音作りが可能な人
どちらにとっても問題なく強力と言えます。
自分でピンポイントな音を作るのか、サッと良い音を鳴らしたいのかという選択肢が増えます。
初期プリセット、有料プリセット共に優秀!
初期から入っているプリセットだけでも非常に優秀です。
↑初期プリセットでの公式デモ動画
動画中でも使われているPL BellstringやLD square lead2には超お世話になってます(笑)
初期プリセットの時点で、NEXUSの強みである空間を作る音の良さを味わえます。
特にトランスゲートやアルペジエーター、パッドや広がりのあるリードなどはシンセ内で細かい調整を施さなくても良い感じになってくれますね。
プラスで好みによってインサートにOTTや歪み系を入れるといいですね。
もちろん有料のプリセットも非常に強力です。
エレクトロ系が中心の人は好きなジャンルを、バンド物が中心の人はトランス系のプリセットを買えば間違い無いと思います。
参考までに以前ササッとコピーしてみた、Fear,and Loathing in Las Vegasのlove at first sightのイントロをどうぞ
Las VegasのLove at first sight耳コピしてた
— 田貫 キサト@lopyear (@tanukigt1616) April 21, 2020
ギターとトランス系シンセの混在の参考になりますわ〜 pic.twitter.com/dBnsUjPYe6
これも使ったシンセはNexusのみでいずれもプリセットそのままの音です。
EDM的なシネマティックサウンドも割といける
初期プリセットの分類の内、classicalの中の音を使うとちょっとしたシネマティック系の展開にも対応できます。
ほかにも有料プリセットのシネマティック系はめちゃめちゃ使いそうなので、僕もいずれ購入する予定です。
弱点
弱点は最初から音が作り込まれているが故の、自分で操作できる幅の狭さとフィルターを駆使した技が使いづらいことですね。
例えば、伸びやかなスパソ系リードサウンドをプラック系にすると無理のある音に聞こえるし、
逆にアタック全開のヒット系サウンドのサスティンやリリースを伸ばしても違和感があります。
まあこの辺はそもそもプラック系のプリセットを使ったり、パッド系を使えばいいだけではありますね。
1番の弱点はレゾナンスを効かせたフィルターを徐々に開けていく、といったフィルターを使った音作りが苦手というところですね。
これはインサートでフィルター系を使うか、他のシンセを使う方がいいと思います。
僕の使い方
僕の場合、NEXUSでは主に広がりや空間づくりを担当しています。
レイヤードリードの広がりや広域部分を担当させたり、ステレオに振ったパッドやトランスゲート系の音を使って厚みを出したりという感じですね。
EDMらしい空間の広い音にNEXUSはめちゃくちゃ強いのでかなり助かってます!
最後に
NEXUSシリーズはプリセットを立ち上げてすぐの時点で良い音が出る、という事ですごく便利ですね。
実際NEXUSを導入する前はどうしても音に説得力が足りなかったんですよね。
空間を作りきれていないって感じが凄くて。
そのあたりの悩みはNexus導入ですぐに消え去りましたね!おかげさまで今でも一番よく使うシンセです(笑)
というわけで僕にとっては無くなると一番困るシンセはNEXUSですね(断言)
感謝を込めて、アルバム用の曲を作り終えた段階でNEXUS3にアップグレードしようと思います!