どうも、タヌキです。
今回は左右の音圧上げで使用する超便利なプラグイン、wavesのcenterについてお話しします。
スピーディかつ直感的に操作できる良プラグインです。かなり愛用してます。
※ここ最近はいわゆるM/S処理できるプラグインも増えてきました。
性能だけで言えばCenterを軽く超える物もあるかもしれません。
それでもあえてCenterを使用するメリットは
1.WAVESだけあって安く入手しやすい
(僕はセールで29ドルで入手しました)
(僕はセールで29ドルで入手しました)
2.入手後、5分で使い方が全て分かるくらい操作がカンタン
というところです。その前提でこの記事をご覧ください。
というところです。その前提でこの記事をご覧ください。
要点
・ツマミやフェーダーの意味が分かりやすい
・聴いてすぐ効果が分かるくらい音が変化する
・深い事を考えず、数十秒で両サイドの音圧上げ(M/S処理)が出来る
ツマミやフェーダーの意味が分かりやすい
まずCenterは基本的にマスターに挿すプラグインなので、マスターアウトプットのインサートからcenterを開きます。
これがcenterの全体図です。
操作する場所は4つのツマミと2つのフェーダーだけです!
覚えるべきことが少ないってそれだけでメリットだと思います、ハイ。
もっと言うなら基本的に操作するのはCENTERとSIDES、2つのフェーダーだけで十分ですね!
上の4つのツマミはちょっと追い込みたい時に使うくらいです。
というわけで、大体このプラグインを使う理由は「両サイドの音圧(特に高音域)をしっかり上げる」なので、僕は中央の音はいじらずにSIDEのフェーダーを中心にコントロールします。
僕の場合は「サイドに振ったシンセのフワーッ感をもう少し出したい」とか「パワーコード系のギターバッキングのジャキジャキ感を強くしたい!という時に上側のHIGHのツマミとSIDEのフェーダーを少しずつ上げていきます。
↓Sleepfreaksさんによる分かりやすい解説動画もありました
聴いてすぐ分かるくらい音が変化する
僕のGlass of walkwayという曲を使ってCENTERを体感してみましょう!
SIDEの音量をちょい上げ、真ん中をちょい下げにしてます。
上のツマミ4つは何もいじってません。そのままです。
この状態でプラグイン自体のオンオフを聞き比べてみましょう。
♬Center オフ
♬Center オン
違いはハッキリと分かると思います。
これくらいあからさまに効果が出るので「なんかM/S処理とかサイドの音圧上げって難しそうだな…」という人でもカンタンに使える訳です(笑)
まとめ 深い事を考えず、高速で音圧を上げられる
このcenterが素晴らしいのは、本来それなりに知識も時間も必要だった両サイドの音圧上げ(M/S処理)を非常に簡単な操作かつ数秒〜数十秒で終わる、という点に尽きますね。
ムダが全く無いというか。
こういう音楽制作の中でも、あまりクリエイティブでは無い作業を高速で済ませられる恩恵は非常に大きいです。
あくまで作曲者であれば、どちらかというと
「ここのギターフレーズはこうしよう」とか「ここにシンセ入れたいな」というよりクリエイティブな方向に努力した方が良いと思いますし。
僕はお金をかけるならこういう、
よりスピーディにクオリティを上げられるプラグインが第一だと思っています。
その点、Centerは非常にスピーディさとクオリティを両立して上げられるプラグインですのでかなりオススメです!