どうも、タヌキです。
今回はファミコン音源ソフトシンセ、magical8bit plugについて話します。
無料配布とは思えない程クオリティの高いシンセですよ!
あ、今回はマジの8bit音楽を作りたい!という人ではなく「8bitっぽい音を混ぜた曲を作りたい!」という、僕と同じくポップな考えの人に向けた話です。
マジの8bitについては到底僕には語れないのでもっと詳しい人の話を聞く事をオススメします。
要点
・プリセットをテキトーに切り替えているだけで大体望みの音が出る
・後はディケイとサスティンのコントロールを軽く行うだけ
・うっすらコーラスやディレイ等のエフェクトをDAW側で掛けても良い音
プリセット切り替えだけで大体いける
プリセットを立ち上げただけの段階で、既に
完成度の高いチップチューンっぽい音が出せます。
♪リードシンセにMagikal 8bit plug1つだけ
↑Osckind(プリセット)から25%Pulseを選んだだけ
リードサウンドにチップチューン的要素が
欲しい!という場合なんかはこれだけで充分イケそうですね。
欲しい!という場合なんかはこれだけで充分イケそうですね。
ディケイとサスティンで雰囲気をコントロール
通常のシンセと同様、サスティンとディケイを短めにするとプラック系の音になります。
♪プラック8bit
↑デフォルトの状態からDecayとsustainのみを弄りました。
下のMIDIが演奏内容です。
フレーズによって音の歯切れをコントロールすることが出来ます。
このプラック系の8bit音は結構色んなところで使われているので、覚えておくと便利ですよ!
うっすらコーラス系やディレイ等をDAWのエフェクトで掛けるのも良し。
DAW側のインサートエフェクトでうっすらとコーラスやディレイを掛けるとびっくりする程良い感じに聞こえます。
♪コーラスとディレイを掛けた版
↑Logic付属のプラグイン EnsembleとStereo delayを使いました。
今回はデフォルトで何も操作していません。
ガチのチップチューンをやるならディレイやコーラスは使わない!らしいですが、
それ以外のポップスやエレクトロであれば音が良ければ何でも良いでしょう。
そして最終的に別シンセと合わせてレイヤードすれば・・・
こういうパワーと抜けの良さを両立するリードサウンドにもなりますよ!
評判
現状、ファミコン音源としてはこのMagical8bit plugとファミシンセ2の2つがぶっちぎりで人気ですね。
どちらを使うにしてもプリセットを少しいじるだけで望んでいた音が出せる事には変わらない、有難いプラグインです。
なんといっても無料
で、やはり極め付けに凄いのはこのMagical8bit plugは無料プラグインという事実です!
このレベルの音源が無料ダウンロードというのは本当に凄まじいですね。
まとめ
この味を知ると、以前までmassiveで頑張ってチップチューンリードを作っていたのが虚しくなってしまいます(笑)
カンタンに使える、すぐに良い音が出る、無料という三拍子が揃った音源なんてそうそう無いです。
直近チップチューンサウンドを取り入れる予定の無い人でも持っておくべき音源だと思います。
ポップス系での使用例として、
↓の曲のサビのカウンターメロディとして鳴っている8bitサウンドは、
まさに今回紹介した「magical8bit+コーラス&ディレイ」によるものです。
本当に編曲にも使いやすくて重宝している音色です。