どうも、タヌキです。
今回は
「自分で作っている曲にシンセサイザーを入れてみたい!けどソフトシンセってよく分からない・・」
「シンセを学びたいけどどれを使えばいいんだろう?」
という方に、全力でNative instulmentsのMassiveをお勧めしていくという話です。
![](https://tanuki-guitar.com/wp-content/uploads/2019/10/a28fb22db8845a2579ea13ab72921778-500x409.png)
シンセといえばSylenth1、Massive、NEXUS2、omnisphire2というシンセ四天王の一角ですね(笑)
(最近はspireや特にSerumもかなり使用者が増えています!)
では他を一旦置いて、なぜMassiveが良いのかを説明します。
注釈.
初心者にMASSIVEをオススメするというこの状況は2020年時点のものです!
今後はSerumを日本語で分かりやすく解説してくれる動画や教材も増えてくると思います。
その時は迷わず最初のシンセはSerumが良いよ!と僕は言うハズです。
あくまで2020年3月時点での話と思ってチェックしてくださいね。
要点
・今最も初心者から上級者まで学べる教材が多いシンセ
・操作が非常に直感的
・ある程度覚えてしまえば良い音が割と簡単に作れる
・プリセット音を少しいじれるようになるだけでも使える。
(nexus2 には敵いませんが)
・スタンダード中のスタンダードなので全く使わなくなる事がない(無駄にならない)
前置き&結論
前置きと結論を同時に話しますが、今最も初心者がシンセの使い方や効果を効率よく学べるシンセはMassiveだと断言します。
一昔前ではこんなことは言えませんでしたが、ここ5年以内で明らかにブログやレシピ紹介サイト、YOUTUBEでの教則動画などが豊富になりました。
言ってしまえば「そんなの無料で公開して大丈夫なの?」と心配になるレベルで教えてくれています。
特にこのsleep freaksさんの動画は秀逸です。
他の教則動画と比べても圧倒的に分かりやすく、かつ幅広い音色の作成方法を紹介しています。
極端に言えば独学で無料シンセを半年学ぶより、Massiveを買ってsleep freaksの動画を見ながら1ヶ月学ぶ方が学習効果が高いくらいです。
![](https://tanuki-guitar.com/wp-content/uploads/2018/09/s_OOK9V9A6906_TP_V.jpg)
ここ数年で、定番シンセの座がMASSIVEからSerumへ移行しつつある風潮はありますが、日本語で学べる教則動画やブログは圧倒的にMASSIVEのものが多いです!(2019年時点)
それでシンセの仕組みや使い方が分かってきたら、色々と海外チュートリアル兄貴達の動画を参考にしてみましょう!
↓皆大好きVirtual Riot兄貴による、10分ダブステップ製作風景
より実戦的な知識になっていきますよ。
操作が非常に直感的
![画像](https://tanuki-guitar.com/wp-content/uploads/2018/09/s_music_vj.png)
僕が思うMassive最大の長所は
全ての操作が直感的に行える所です。
(次世代のシンセSerumもMassiveクラスかそれ以上に直感的操作が可能ですよ!)
(次世代のシンセSerumもMassiveクラスかそれ以上に直感的操作が可能ですよ!)
直感的に動かせるからこそ、各ツマミやエフェクトの効果も理解しやすいし
操作方法も覚えやすいわけです。
エンベロープがどんな波形になっているかも見て分かるし
![](https://tanuki-guitar.com/wp-content/uploads/2019/10/s_tyhg-500x187.png)
音のルーティング(経路)もチェックできるし
![](https://tanuki-guitar.com/wp-content/uploads/2019/10/137776b50a90d82a4b5e349cdb17e297-500x187.png)
最高に助かるのはLFOやエンベロープをオシレータ等にアサインするのが
ドラッグ&ドロップだけでOKという超親切設計です!
例えばLogic付属のシンセ、ES2はそこまで優しい操作性ではないんですよね。
ちゃんと勉強する気で操作すればしっかりと答えてくれるのがいいところです。
ある程度覚えてしまえば良い音が割と簡単に作れる
![色々聞く](https://tanuki-guitar.com/wp-content/uploads/2018/07/s_music_norinori_man.png)
ガッチガチに学ぶとは言わずとも、ある程度覚えてしまったら良い音が作れるようになるのも助かりますね。
他の人のMassiveのレシピを自分でコピーするのをしばらくやっていたら、
「大体の人はこの波形使ってるな」とか
「FXはdimension expanderやclassic tubeあたりを使う人が多いな」
というような傾向が掴めてくるはずです。
先輩たちの知恵を受けながら弄れば、あまりにも狙いから外れた音を出なくなってきます。
プリセット音を少しいじれるようになるだけでも使える
実際に中田ヤスタカさんは、Massiveのプリセットサウンドそのままの音だったりそこから少しだけ操作した音をよく使うそうです。
プリセットは無料のものだったり、有料で買う事が出来るものまで豊富にあるのでその辺りを手に入れるのも良しですね!
少しいじる、もしくはプリセットからいらない要素を外す(LFOやエフェクト等)方法さえ知れば、かなり実用性が増しますよ。
まあ正直「全くいじる必要もなく良い音が欲しい!」という事なら
nexus2の専門分野なのでそっちを買っても良さそう。
![](https://tanuki-guitar.com/wp-content/uploads/2019/10/1090a8b7b8fd4e5f9981c33486e5432a-500x339.png)
最後に
やはり長年シンセ界のトップに君臨していただけあって、後発のシンセが続々と出た今であっても「持っておくと安心」なスタンダードの地位は揺らいでいません。
より実戦的かつスピーディにシンセの理解を深めたいならMassiveを手に入れましょう!
P.S
有料無料問わずプリセットが多数配布されているのも強みですね!