【DLデータつき】Logic Pro で曲づくり! つくりながら覚えるDTMのレッスン
どうも、タヌキです。
これからDTM(デスク トップ ミュージック)を始めたいと思っている方の
「使う作曲ソフト(DAWと呼ばれる)はどれにしようかな?」という悩み
昔ながらでいうとprotoolsやCubase、最近ではstudio oneやReaper、クラブ系ならableton liveやFL studioなどが選択肢に上がりますが
どれにするか悩んでいるなら僕はLogic pro xをオススメします!
で僕自身はLogic以外のDAW、いわゆるCUBASEやpro toolsなどは使った事が無いんですね。
(logicと似た操作性のGarageBandは稀に使用しています。)
そして使用ソフトがLogic専門であるとはいえ、現状ボカロPとして活動出来ています。
そういう男の意見として聞いて下さいませ。
2020 5/4 追記 注釈
LogicはMac系PCのみの対応になっています。
Windowsしか使うつもりはないよ!という方には
1、使用者がかなり多い(=分からないことを調べやすい)
2、LogicXよりは高いが、比較的リーズナブルな部類
という理由でCUBASEかFL studioをオススメしています。
でMac系PCでしか使えないLogicXが何故大人気なのか?
その理由の1つでありかなり大きいのが、LogicXはAppleが提供しているDAWだからなんですよね。
PCもDAWも同じ会社だからこそ面倒な設定も要らず、謎の故障等もなく、Appleが出している周辺機器を何も考えずに買えばもうそれだけでOK!!という恩恵があります。
自分はPCには疎いかな・・・という自覚がある人こそLogicをダントツでオススメします!
ざっくり良いところ紹介
1,操作が割と簡単(基本超アナログ人間の僕でも使えてる)
2.安いのにさらに上位になるソフトが無い(protoolsとprotools ultimateのような上位互換がない)
3.Macに標準で付いている無料DAW GarageBandと似た操作性なのでスムーズに移行できる。
4,割とローコストで物が揃う
5.見た目がカッコいい(カッコいい)
6.使用者が多い為、ネット上やSNSで情報を仕入れやすい
他は文字通りなのでここでは4.6について説明します。
割とローコストで物が揃う
僕が作曲やDTMやるぞ!と思ってDTMを始めた頃の初期投資額ですが
Mac mini中古 40000
Logic 24000
nanokey2(MIDIキーボード) 4000
オーディオインターフェース 中古 6000
スピーカー 中古 6000
計80000円
こんなもんでした。
※nanokey2は今でも超現役で使用してます!
DAWによってはそれだけで80000円なんて余裕で超えますので上記が相当安い事が分かりますね
普通はDTMの初期投資って150000~200000円って言いますし。
ちなみに他のDAWだとCUBASE PROは57000円、pro toolsは61000円、ableton liveは87000円でした。
2023年9月現在でもLogicの値段は30000円です。
Logicは30000円です。(大事なことなので2回)
※時期によって値段の変動やセール等ありますよ!
さらにMac系PCに標準無料で付いてくる、GarageBandとLogicは似たような操作性の兄弟的なDAWなので、まずGarageBandで慣れてから!という選択肢をとった場合でも楽にLogicに移行出来るわけです。
使用者が多い為、ネット上で情報を仕入れやすい
まさにこのブログのような音楽系のブログ運営者は比較的CubaseやLogicの使用者が多いんですよね。
やっぱり他のDAWと比べて安く、入手の敷居が低いからだと思います。
その分、Logicで分からないことがあればネットで検索すれば沢山情報が出てきます。
特に今の時代だからこそsleep freaksをガンガン活用しましょう❗️
昔はsleep freaksも無いし、このレベルでDTMの操作法等を教えてくれるような他サイトも無かったので情報収集が大変でした(涙)
チェックしないと損と言えるサイトなので有効活用しちゃいましょう!
個人で活動している作曲家や演奏者の皆さんのブログやSNS等でも、新たな使い方やテクニックなんかを学べるので積極的に巡回してみましょう!
*でもやっぱりCubaseもいいですよ
ちなみに使用者が多いから情報を仕入れやすい、という意味ではやはりCubaseも外せません。
MacでもWindowsでも使えるという事で非常に扱いやすい事もあってか、国内でのDAW人気はぶっちぎりでCUBASEがトップです!!
でLogic専門、つまりMacのPCで曲を作る人ならブチ当たることがある2つの壁。
それが
1、メモリの増設がほぼ絶望的なこと
(分かりやすくいうとメモリが大きいほど快適に曲を作れます)
2、PCが自作できる人なら、Macのン十万するPCと同スペックレベルのWindowsPCを半分くらいの予算で作れる
なんですよね。windowsの人なら状況に応じてPCのレベルを変えられる。
これらはちょっと調べると出てくるので試しに見てみるといいと思います。
PC自作や改造も出来るWindows,Cubase使いとか最強です! 僕は無理です。
僕の場合、PC周りのトラブルシューティング能力に自信がない事も相まって、
上述の通り面倒な設定も要らず、謎の故障等もなく、Appleが出している周辺機器を何も考えずに買えばもうそれだけでOK!!
というLogicを使っています。
最後に
Logicはバンドマンだけではなく、EDMやトランス、ダブステップ等の打ち込みやシンセメインのミュージシャンの使用度も高いんですよね。
本当に値段は安いのにあらゆるジャンルに一線級で対応できる良いDAWだと思います。コスパが狂ってる。
基本バンドサウンドのロックがメインだけど最近流行りのシンセ系も出来るようになりたい!というあなたはドンピシャです!(笑)
下2つのボカロ曲は僕がLogicで作曲しています。
ご覧の通りバンド物ポップスもゴリゴリのエレクトロも作れます。
↑ダブステップや8bit、ガバキックを多用したエレクトロ系
↑メロコア・パンク系バンドサウンド + エレクトロサウンドの例
逆にクラブ系しか作る気は無い!という人には迷わずFL studioをお勧めします。
クラブ系音楽を作ることに特化して進化しているDAWですし、海外のDJやコンポーザーはFL使いがかなり多いですよ!
で、いわゆるガチモンのレコーディングスタジオや企業クラスのスタジオでは殆どがpro toolsを使っているので、レコーディングエンジニアになりたい!とかスタジオのエンジニアさんと円滑に制作を進めたい!という高いレベルでの共同作業が必要になってきたらpro tools専門にするか、併用で使うかにしていくのも良さそう。
僕は作曲編曲、一通りのレコーディング、ミックス・マスタリングという曲作りの流れ全てを一人で完結できるのでLogic専門で問題ないです。
ps.
一つだけ絶対に勘違いしてはいけないのは
高いDAWだと音が良くなる、いい曲が出来る、いい音質で曲が作れるなんて幻想はありません!
DAWによる違いは単純に「こういう機能がある、無い」「最初からこういう音源が入ってる」というだけの話で高いDAWを使っていても使用者本人の作曲能力や勉強が足りなかったら何の意味もありません。
一応補足しておくと、長く業界に関わり続け、色々なDAWで出来た曲を聞き込んできた人なら「これはLogicっぽい音だな」というのはなんとなく分かるそうです。
(実際内部処理やメカニズム、音を出すまでの仕組みはDAWによって違う為、すべてのDAWで完璧に同じ音が出るわけではない。)
しかしそんなのは本当に微々たる差でしかありません。
作曲者の作曲能力や色々な事を覚えていけるやる気があれば、無料のフリー作曲ソフトでも良い曲は出来るということです。
(もちろんですが無料DAWに固執しろという意味では無いです。
無料DAWでは機能に制限が掛けられているものも多いので、やはり有料DAWを使う事をお勧めします)
DAWに高いお金を掛ける前に、
1.効率的に良い音を出せる道具
2.自分自身のスキルアップ(参考書やレッスンなど)
3.PC自体をより高いスペックの物にする
強いていうならこの3つにお金をかけた方が、後々さらにDTMを楽しめるようになりますよ!
↑の話をもう少し掘り下げた記事も書いています。
↓実際にLogicで作った僕のボカロ曲です。
ロック、エレクトロ、ダブステップ、トラップ、8bit系等
普通にLogicで作れるよ!という参考にどうぞ。