どうも、タヌキです。
今回は皆さんご存知(?)Zynaptiq INTENSITYという人工知能の力で勝手に音が良くなるプラグインのお話です。
発売当初は誇大広告じゃないか?と思って手を出しませんでした。
しかし僕の信頼しているコンポーザーが大絶賛していたので僕も購入。
いざ使ってみると笑える程曲のクオリティが上がる代物でした(笑)
・単なる音圧上げではなく、音を音楽的に色付けしてくれる。
・めっちゃカンタンに使える
・特定のトラックに使うのもマスタートラックに挿すのもどちらでもイケる!
早速ですがINTENSITYの効果を試すためだけのトラックを用意しました。
おそらくINTENSITYが気になっている人の多くはEDMコンポーザーだろうという事でサイケ系のエレクトロにしています。
で、この曲のマスタートラックにINTENSITYを挿すと・・・
分かりますか?
音圧が上がっているのはまあ当たり前ですが、プラスで音色自体がちょいと補強されているんですよね。
↑LogicXのマスターに挿している図
この補強のされ方がわざとらしくなく(逆にめっちゃわざとらしくすることも可能)、「INTENSITYはヤバイ」と言われている理由がよく分かりました(笑)
Sleepfreaksさんでも解説されている通り、
使い方はめっちゃカンタンです。
なんなら僕はプリセットをテキトーに流しながら聞くだけで良いんじゃないかとすら思います。
実際上記の曲はテキトーに選んだプリセットそのまんまですし。
もう深いことは考えなくて良いと思います。
むしろ深いことを考えなくても良い音にしてくれるというメリットがマジでヤバイ。
CPUとも応相談にはなりますが、
・特定のシンセにだけかける
・キックにだけかける
・マスタートラックにもトラックにもかけるetc・・・
のように掛けたいところにだけ掛けるのも効果的です!
例として上記の曲に使っているリードプラックで聴き比べましょう。
音圧が上がるのはまあ当たり前として(2回目)、音色の方向性自体が多少変わってきてますよね?
前に出てくるというか。
今回はリードシンセにレイヤードするプラックということでINTENSITY有り版を採用するぜ!という感じです(笑)
本来INTENSITYは4万円近い値段ですが、運良くセールで16000円で入手することが出来ました。
16000円でこれほどまでに自分の曲をより良く出来るとなるとコスパは高過ぎますね!
もちろん自分のミックス技術や仕上げの技術に自信があり、「こんなもの使わなくても俺は出来る!」と思うならそれで良いと思います。
INTENSITYが真に恐ろしいのは時間と経験が必要な、作曲ではなくまさに「作業」という工程を一瞬で終わらせてくれることです。
絶対に買って損はしないプラグインだと断言できるので、気になっている方は是非チェックしてみてください!