どうも、タヌキです。
今回は、普段から愛用しているPOLYVERSEのステレオイメージャープラグイン
「Wider」についてお話します。
曲作りの初期段階からミックス時までよく使用する便利な「フリー」プラグインです。
要点
・操作可能なパラメータが1つだけ!という使いやすさ(潔さが良い)
・深く考えず、直感的に操作できる。
・両サイドに配置するシンセやパーカッション系統と相性◯
・見た目がいい
Widerとは?
ステレオイメージャーという事で
通した音をより両サイドへ広げてくれるプラグインです。
同じステレオイメージャー系のプラグインはOzone ImagerやWaves S1など数多くありますが、
widerが特徴的なのは操作箇所が1つだけ、かつフリーダウンロード(無料)のプラグインという事です。
これ以上は無いであろう直感的な操作感、使いやすさが気に入っています!
作曲の初期段階の使い勝手が良い
ミックス的なことではなく、アイデア出しに専念したい作曲時に単純操作のwiderはピッタリですね。
ミックス時に確実にPanを振るであろうパート、バッキングギターやトランスゲートの効いたリズム系のシンセ、ビートの補強が狙いのパーカッションのループ等にwiderを立ち上げざっくりと広げておく感じ。
↑プラグインストリップの最後にインサートします。
↑0%~200%という範囲で調節が可能
僕は目的によって、おおよそ40~80%間でコントロールしています。
あくまで仮でステレオを広げておく、という行動が数秒で終わるスピード感がwiderの強みだと思っています。
最終的なミックスを行う時に、広がり方が気に入らないならwiderをバイパスすればいいだけです。
もちろん最終的なミックスやマスタートラックに挿しての補正等も可能です。
最後に
基本的に僕がプラグインを購入したり使う基準は、
1、トコトンまで追い込んで音を作ることが出来る高機能の物
(例、serum ff-pro Q3等)
2、立ち上げた瞬間から、もしくは簡単な操作でそれなり以上の音を作れるモノ
(例、Nexus2 OTT ルネッサンスベース等)
このどちらかか、両方を満たすことです。
今回のwiderは2に全振りという事で、作曲スピードアップのためにガンガン使用しています。
無料でダウンロード出来るプラグインですので是非試してみてくださいね。