どうも、タヌキです。
この技はいわゆるタッピングフレーズを弦を跨いだ他の弦でも行うテクニックです。
こういうフレーズ↓

タッピングにスキッピングも混ぜる事で音程差も大きい。
かつピッキングを行わないので滑らかに音が繋がり、さらにトリッキーに聴こえるというメリットがあります。
※タッピングとスキッピングは個別でも解説しています。
弾いてみよう!
では練習フレーズを弾いてみましょう!

♬スキッピングタッピング1
かなり難しいと思いますが特に注意してほしい1つのポイントが両手のミュートですね。
普通のタッピングの時よりもシビアにミュート、右手の手刀部でしっかり低音弦を、左手人差し指で高音弦と指先での隣弦ミュートという基礎をいつもより意識しましょう!
その意識を持ちつつ、少しづつスピードを上げていけば余計なノイズの少ないタッピングになるはずです!
さらにスピードアップ
テンポを早めた練習フレーズです。

♬スキッピングタッピング2
テンポが早くなりました。
注意点等はさっきのフレーズと同じです。
ミュートに気をかけつつ徐々にデモ通りのテンポで弾ける事を目指してみましょう!
まとめ
このテクニックが使えると、タッピングが上手くなるのはもちろんのこと指板上を駆け巡る左手の押弦の正確性がめっちゃ上がります。
そもそもスキッピングの左手の動きは、慣れていないと相当に難しいモノです。
習得するとタッピング等に限らず、根本的な演奏力のアップになるでしょう。
余弦ミュートに対する意識もより強まるので是非挑戦してほしいテクですね!
このテクニックをめっちゃカッコよく使っているのがextremeのget the funk outです。
2:49から始まるギターソロの2:58からスキッピングタッピングを使っています。
文句なしにテクニカル、しかもメロディとして聞いてもクッソカッコいいというセンス。
この記事でスキッピングタッピングの基礎を練習した後にはこの曲に挑んでみると楽しいですよ!(笑)
※ちなみに僕はプロフィールにも書いていますが、このヌーノ・ベッテンコートが好きすぎて同じモデルのギターも使ってました(笑)