どうも、タヌキです。
今回はエレキギターでのカッティングにガチ特化した音源、scarbee funk guitaristについて話します。

誇張なしで誰にでもお勧めできる音源だと確信したのでレビュー記事を書くことにしました。
要点
・全ギター音源中でもダントツでカッティングがしやすい
・音がかなりハイレベル
・打ち込み方、音源内での調整の仕方がかなり独特
・単音カッティングは出来ない
・テンポ早めなロック系の16分カッティングも対応できる
全ギター中でもダントツでカッティングがしやすい
コードをMIDIで入力する必要無く、なんと1か所MIDIを入力するだけでも小粋なカッティングを弾いてくれます。
買ってみたギター音源、scarbee Funk Guitaristがヤバい。
— 田貫 キサト@lopyear (@tanukigt1616) April 29, 2020
3分テキトーに使っただけでガチファンクのカッティングが出来る。
ギター音源のレベル上がり過ぎで怖い(恐怖) pic.twitter.com/2aFts2p5LM
↑表示されてるMIDIがfunkguitaristに入力しているモノです。
MIDIはスッカスカなのにキッチリ16分カッティングになっていますよね(笑)
ファンクを聞くギタリストの方なら分かると思いますが、非常にクオリティの高い音ですよね。
完全に生ギターレベルだ!とは言いませんが、少しアンシミュ等で追い込みつつミックスすると素人耳には分からないレベルになります。
打ち込み方、音源内での調整の仕方がかなり独特
MIDIの入力自体はカンタンではありますが、その打ち込み方や音源内部の調整の仕方はかなり独特です。
sleep freaksさんが解説してくれています。
慣れは必要ですが、分かってしまえば狙ってハンマリング・プリングやスライドが入れられるようになります。
一気にシャレオツさが増すのでこの辺りを覚えておくとめっちゃ楽しくなる。
単音カッティングは出来ない
色々調べてみましたが、やはり単音カッティングは出来ません。
あくまで3~4本弦を同時に弾くコードカッティング専門の音源になります。
テンポ速めなロック系の16分カッティングもイケる!

2015年以降すごく増えた、高速カッティングの入ったロックもいけますね。
アンプシミュレーターで軽く歪ませれば、ハイスピードなクランチカッティングも可能です。
僕の場合は曲のメインを張るカッティングではなく、曲を支えるためのカッティングの時に重宝しています。
ちなみに半拍3連でのブラッシングあたりの、カッティング出来るギタリストならめちゃくちゃやりたがるプレイも可能です。ご安心を。
RaKDoのふにゃふにゃ音楽村
最後に
これは真新しいプラグインではありません。
むしろ公式のデモ動画の公開は2011年
つまり10年近く前の音源なんですよね。
しかし現状グーグルで検索をかけてみても、日本語どころか英語での解説も少ない。
komplete ultimateの中に入っている内の1つ、くらいにしか捉えられていないのかもしれません。(起動したことない人すら相当数居そう)
それでも僕は、わざわざこのfunk guitaristを単品(13400円)で買う位に「こいつは良いぞ!」と思ったんですよね。
(男らしい)一点特化具合といい、サウンドといい間違いなくスピーディな製作に役立つ逸品プラグインです。
komplete ultimate持ちの方は是非試してみてくださいね!
P.S
僕は基本的にコードカッティング系はfunk guitaristに任せ、その他パワーコードバッキングやリフなどはHeavier 7 stringsで鳴らしています。
(単音カッティングや動きの多いカッティング=フレーズとして決まっているカッティングは自分で弾きます)
(単音カッティングや動きの多いカッティング=フレーズとして決まっているカッティングは自分で弾きます)
こちらもプリセットの音がエゲツなくいいタイプの音源です。