どうも、タヌキです。
今回はギターにおけるピックの持ち方とフォームについてお話しします。
最初に
まずいきなりですがピックの持ち方には、絶対的な正解も間違いも無いと思います。
要は弾いている本人が最も弾きやすくて音色もコントロールしやすいフォームがその人にとっての正解でしょう。
例えば世界レベルのギタリスト、スティーブ・モーズは親指・人差し指・中指の3本でピックを持つ変則的な持ち方だったりしますしね。
また、フォームについても突き詰めれば個人の好みとも言えますね。
マティアス・エクルンドやマーティ・フリードマンあたりも非常に独特なフォームをしています。
要は余弦のミュートがしっかり出来て(ここ重要!)自分が納得できる良い音を出せるならどんな形でも問題無いということです。
という前提の上で僕のピックの持ち方とフォームを紹介しましょう。
※余弦ミュートについては過去の記事で説明しています。
ピックの持ち方
これがピックを持つ前ですね。↓
↑人差し指側面と親指指先の腹の部分が当たる感じ
↓そしてそのままの右手の形でピックを持つ。
僕にとってはこれが最もピッキングしやすく、音色も調整しやすい持ち方ですね。
これを軸にして弾く内容によって微調整します。
(例)ピッキングハーモニクスが入っているフレーズを弾く時は、親指側面から出るピックの先端は3mmくらいにします。
ピッキングのフォーム
今度はピッキングのフォームを紹介しましょう。
僕のピッキングのフォームはこれです。
中指〜小指は握るか伸ばすかも人によって違いますね。
僕は伸ばしておいて、薬指と小指は軽くギター本体(ボディ)に触れています。
こうした方が安定してピッキングしやすいですね。
↑別角度
そしてここだけは真似してほしいのが右手の基本位置です!↓
右手には弾いていない弦の音を止める余弦ミュートという重大な使命があります!
その為にも、基本的には右手の手刀部を赤ペンで囲った部分くらいに置いて弾いてください。
基本的に音を出したい弦以外の弦には、常に両手のどちらかが触れてミュートできている状態が正解なのです。
まとめ
以上が僕の基本的な右手のフォームです。
割とありふれたフォームだと思うので、まだ自分のピッキングフォームを持ってない方であればこのフォームにしてみてもいいかも。
余談ですが、僕は右手の中指から小指までは伸ばしてピッキングしています。
今ではその方が安定してピッキングが出来るから、という理由ができましたが、このフォームをし始めた頃は単に指曲げるより伸ばした方が見た目かっこいいんじゃないか!?というアホな理由だけでやってましたね(笑)
皆さんも音の良さと見た目のカッコよさを両立できるギタリストを目指しましょう!笑
本当に余弦ミュートさえしっかり出来ているのであれば後は自分の好みです。
頑張って練習しましょう!