どうも、タヌキです。
今回は僕が約2年間使っている機材、Fractal audio systems(フラクタルオーディオシステムズ)のAxe FxII XL+の使用感想と内容についてお話します。
同時に僕のセッティングも少しお見せします。
既に購入を検討している方、所持している方も是非一読を。
Axe Fx II XL+って?
今世に出回っているギター用機材の中でも最高位にあるのがこのAxe Fx IIです。(以下Axeに略)




おそらく本気でギターをやってる人でないと存在すら知らないかもしれません。
Axeを分かりやすく言い表すならば「音質を極限まで追い込み、自由な操作性をも極めたマルチエフェクター」というイメージですね。
これ1つあれば他の機材はほとんど必要無くなるというレベルの製品。
実際に、僕は現在ライブはギターとAxe、そして専用のMIDIコントローラー(MFC-101 MARK III)のみで行なっています。
※ちなみにプロフィールページの写真でもギターとAxeのみでステージに出ています。
また、同じく値段のはるアイテム、ケンパープロファイリングアンプとAxeのどちらを買うかを悩んでいる人も多いと思いますね。
(ケンパーは約30万円、Axeは約38万円)

↑ケンパープロファイリングアンプ トッププロギタリスト間ではAxe派とケンパー派、どちらとも使う派がいる
と簡単に説明した所でAxeについてお話していきます。
Axeの使用感想(サウンド)
まずはアンプシミュレーターやキャビネット含むエフェクト類ですね。
僕は一つ一つのエフェクトやアンプを全て試していった訳ではありません。
(あまりに膨大な数&設定が細かく調整出来過ぎるので)
(あまりに膨大な数&設定が細かく調整出来過ぎるので)
しかし、ほぼ確実に自分の求めているサウンドが出せるというのは間違いないですね。
選択肢は膨大にあるので自分の好みを元に組み合わせを探ればまず理想の音作りができます。
色々と探した中でも、最も衝撃的だったのはピッチシフターの素晴らしさですね!
リードギターのサウンドに約1オクターブ上下の音を少しだけ加えるんですが、これが僕の好みド真ん中な音なんですよ。
ヒステリックなハイは出ないのにピッキングハーモニクスは気持ちいい位ヌケるリードサウンド。
この矛盾を解決してくれました。
これはお気に入りのプリセットNo.295 「Modern Eddie」がそういうセッティングだったので気が付いた事ですね。


↑「PIT」の欄がピッチシフター、内部設定を見てみると非常に勉強になった。
弄っているとこういった新発見があるのもAxeの良さだと思います。
Axeの使用感想(システム)
システム面に関しても素晴らしいですね。
僕は専用のフットコントローラーMFC-101 MARKIIIを使っているんですが、

このMARK IIIがあれば自分にとってのベストなスイッチングシステムが作れます。
(MARKIII自体も自分の使いやすいようにカスタマイズする事が可能です)
僕は曲中で
ドンシャリの効いたバッキング用の歪み、
包み込むような柔らかいコーラスとディレイをかけたクリーン、
リードでは中域を出した伸びのある音に瞬時に変更、対応できる機材を求めていましたが、Axeで全て解決しましたね。

欠点?
唯一欠点らしいものを挙げるとすればMFCと合わせて11.2kgという重量ですね。
音の恩恵は有り余るほど大きいのですが💦
正直な所、移動は車が無いと負担が大きいです。
とはいえ自身の激重いヘッドアンプ&巨大ペダルボードを持っていく必要がなくなる事を考えればそこまでの欠点ではないですね。
場合によってはラックシステムを組む必要すらなくなるかもしれませんしね!😁
まとめ
おそらくAxe使いが100人居たら見事に100人全員使い方が違うのがこのAxeなんですよね。
あまりにも音作りの自由度やアウトプットが豊富すぎて、全員が使う王道や基本が存在しないみたいな感じ。
僕はAxeは◯◯のアンプっぽい音を出す為の機材、ではなく本当に自分が理想にしている音を掴むことが出来る機材だと思っています。
高い買い物、そして全ての機能を使いこなしているわけではありません。
しかしそれでも充分に満足していますし値段通り、いやそれ以上の財産が手に入って良かったと思ってます。
Axeについては今後もブログに書いていこうと思っています。
まだまだ具体的な使い方やプリセット等について語っている情報が少ないですからね❗💦
僕の持っている知識を少しでも参考にしてもらえればと思います。
ちなみにこれが僕が自分で組み、実際にメインで使用しているプリセットの1つです。


2つのアンプの音をミックスし、イコライザーとピッチシフターをバッキングやリードなどに合わせてON.OFFするシステムにしています。
また、EQを完全別設定にしたクリーンサウンド+ディレイ・リバーブにも瞬時に切り替えられるシステムにすることで対応できる幅を広げています。
ps. AxeFX2についての新たな記事を書きました!
RaKDoのふにゃふにゃ音楽村